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日本産米の精米販売子会社が操業開始

クボタ、シンガポールで国産米を精米・初出荷

2014年1月29日 (水)

フード熊本県産米をPRする熊本県の蒲島知事とくまモンクボタ(大阪市浪速区)は29日、シンガポールで日本産米の輸入精米販売を行う子会社「クボタ・ライスインダストリー・シンガポール」(KRS)が操業を開始し、初出荷を行ったと発表した。

香港で2012年から営業を開始した「久保田米業(香港)」が設立当初、新潟県の農家から米を集荷し、販売する事業を開始し、現在は集荷地域を山形、秋田などに広げている。

今回、KRSで初出荷した米は熊本県産米で、同社グループが日本の農家を支援するための国産米輸出拡大の取り組みに熊本県庁とJA熊本経済連と提携し、2013年産米から取り扱いを開始することになった。

初出荷した熊本県産米は、シンガポールで1月16日から開催された「くまもとの宝トップセールス」で販売された。クボタでは「今後も海外での日本産米の輸入精米販売事業を拡大し、日本農業の大きな課題である農産物の輸出拡大を支援していく」としている。