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佐川・西濃が協力

京都・明倫学区でマンション共同配送実験スタート

2014年1月30日 (木)

ロジスティクス京都・明倫学区でマンション共同配送実験スタート京都市中京区の「明倫学区」で2月3日から、マンション宅配物の共同配送社会実験がスタートする。

安心・安全な歩行環境を確保するため、路上荷捌きに関連する駐停車車両を削減し、明倫学区内のマンション宛て宅配物をヤマト運輸がほかの物流事業者の宅配物も含めて一括して配送する試み。

中京区役所が、「通りの復権」を基本計画に掲げ、高倉小学校区をモデルとして交通問題プロジェクトミーティングを設置し、議論を重ねた結果、明倫学区で社会実験を実施することにしたもので、「中京区民まちづくり支援事業」の補助を受け、物流事業者の協力で明倫学区(明倫マンションネットワーク)が実施する。

社会実験を実施するのは、中京区明倫学区のマンション6棟で、佐川急便と西濃運輸が協力する。両社は実験対象マンションへの宅配物をヤマト運輸中京支店へ持ち込み、ヤマト運輸が一括して台車で配送する。

明倫学区は、烏丸通・四条通・三条通・西洞院通に囲まれており、古来から京の商業経済の中心地として栄える。祇園祭に13基もの山鉾を出す「祇園祭を受け継ぐ中心のまち」としても知られている。