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販売・物流管理に特化した新会社設立

インプレスHD、グループの物流機能を統合

2014年1月30日 (木)

M&Aインプレスホールディングスは29日、グループの経営、販売・物流管理の機能統合とIT部門の事業統合方針を決めたと発表した。

グループ各社に分散している経営管理、販売・物流管理機能を新たに設立する「インプレスプロフェッショナルワークス」(IW)に集約し、グループの最適化を目的に機能の再構築を図る。

グループの経営管理機能もIWに集約し、インプレスHDはグループの経営戦略策定と新規事業開発に特化した機能のみを持つ体制へと移行、財務的に利益配当が可能な体制を構築する。

また、子会社のインプレスコミュニケーションズが主管していた販売・物流管理機能をIWに集約することで、インプレスコミュニケーションズは出版、電子出版のグループ営業、パートナー出版社との事業開発に特化した営業会社へとシフトし、コンテンツの流通環境の変化に素早く対応できるようにする。

このほか、ITセグメントでは事業モデルを基軸とした分社体制を見直し、事業統合を行うことで新規事業開発、営業体制の強化を図る。

具体的には、出版メディア事業を主力とするインプレスジャパン、ニュースメディア事業を主力とするImpressWatch、ターゲットメディア事業を主力とするインプレスビジネスメディアの3社を合併して商号をインプレスに変更し、リソースを結集することでインプレスブランドの強化、複合的なメディアサービス、収益モデルの開発に取り組む。