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精製能力不足による輸入需要の取り込み狙う

JX日鉱日石、インドネシアで軽油を輸入・販売

2014年2月3日 (月)

荷主JX日鉱日石エネルギーは3日、インドネシアで5月をメドに軽油の輸入・販売事業を開始すると発表した。

同国では、ガソリン、軽油などの需要が増加し続けているのに対し、国内の石油精製能力が不足し、燃料油を中心とした石油製品を恒常的に輸入していることから、同社はこうした市場環境をビジネスチャンスと捉え、軽油の輸入・販売事業のライセンスを取得して事業の開始することにしたもの。

同社は製油所、SS運営事業など、同国のサプライチェーンで「あらゆる事業、参入の可能性を検討していく」としている。

現地では既に子会社のニッポンオイル・インドネシア社が潤滑油の販売を行っている。その事業に燃料油の輸入・販売を追加し、日本国内と同様にサプライチェーンを構築し、「ENEOSブランド」の拡大に努める。