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日本ロジテムが一棟借り、15年4月竣工

GLP、綾瀬市に6.8万m2の物流施設を開発

2014年2月4日 (火)

拠点・施設GLP、綾瀬市に6.8万m2の物流施設を開発グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は4日、神奈川県綾瀬市で大型の先進的賃貸物流施設「GLP綾瀬」の起工式を行ったと発表した。同施設はマルチテナント型として開発を行うが、既に1棟すべてを日本ロジテムが利用することが決まっている。

GLP綾瀬は、地上5階建て、総延床面積6万8642平方メートルのマルチテナント型物流施設で、1棟すべてを日本ロジテムが賃借。圏央道海老名ICや、東名高速道路の綾瀬スマートIC予定地に近く、首都圏広域、東海や西日本へのアクセスが確保されている。

起工式を終え握手する GLP 帖佐義之、日本ロジテム 中西弘毅氏、JFE シビル 藤井善英氏また、免震構造やバックアップ電源をはじめ、自然災害など非常時に入居企業の事業継続性を確保する装備を採用する計画で、全館LED照明やプレキャストコンクリートの採用によるライフサイクルCO2の削減など、環境に配慮した最先端技術を駆使する。

カナダの公的年金運用機関「CPPIB」と折半出資で立ち上げた「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」が日本で開発する4件目の物流施設となる。

GLPは神奈川県下で現在、竣工したばかりの「GLP厚木」を含む5件の物流施設を運営しており、開発物件はGLP綾瀬のほか、GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーによる「GLP座間」が2015年6月に竣工することとなっている。

日本ロジテムの中西弘毅社長は、起工式で「GLP綾瀬の立地は、当社、荷主の配送拠点として理想的。戦略的最重要拠点の一つとして位置づける」と話した。

■GLP綾瀬の概要
所在地:神奈川県綾瀬市小園771
敷地面積:3万1699.41平方メートル
延床面積:6万8642.45平方メートル
構造:地上5階建て、免震PC構造、一部鉄骨造着工:2014年2月
竣工:2015年4月

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