財務・人事乾汽船が6日発表した2013年4-12月期決算は、10-12月期の営業損益が7-9月期に比べて改善したものの、収益の減少をカバーするには至らず赤字決算となった。4-12月の9か月間の売上高は122億3800万円で前年同期比28億7000万円の増加。営業損失は10億9300万円で赤字幅は3億2100万円改善した。最終損失は4億7100万円で赤字幅が3億7400万円の縮小となった。
ただ、第4四半期(1-3月)の見通しについて、「回復基調にあった運賃・用船市況が下落することを想定」し、老齢船や投資有価証券の一部を売却して10億2400万円の特別利益を計上する。これにより、売上高170億円、営業損失14億円、最終利益2億円を予想している。
[乾汽船]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期第3四半期 | 2013年3月期第3四半期 | 増減 | |
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売上高 | 12,238 | 9,367 | 30.6% |
営業利益 | -1,093 | -1,414 | - |
経常利益 | -1,051 | -1,314 | - |
当期純利益 | -471 | -846 | - |