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富士ソフト、クラウド基盤で流通BMSソリューションを提供

2011年1月31日 (月)

ロジスティクス富士ソフト(横浜市)は31日、流通業界の受発注業務をクラウドサービスで最適化する流通BMSソリューション「FSクラウドEDI」のサービス提供を2月1日から開始し、第一弾として神奈川県を地盤とする食品スーパーが利用を開始すると発表した。

 

流通BMSは、チェーンストア各社と卸売・メーカーとの受発注業務の効率化を図ることを目的に、経済産業省と流通システム開発センターが推進している。チェーンストア各社ではコスト削減に取り組んでおり、業界標準の流通BMSを採用することで煩雑な個別対応システム開発の解消、通信コスト・通信時間の低減、伝票レス・検品レスの実現など、流通業界全体でコスト削減が期待されている。

 

FSクラウドEDIでは、流通BMSソリューションをSaaS型で利用することにより、顧客は自社でのシステム維持管理を不要とするもので、富士ソフトでは「独自に流通BMSのシステムを開発する場合と比べ、年間運用費500万円以上のコスト削減が見込まれる」としている。