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ダイドー技建グループを連結化

NowLoading社長、水産加工卸の親会社を買収

2014年2月19日 (水)

M&A企業の戦略策定支援などを手掛けるNowLoading(ナウローディング)は19日、同社の酒井勝一社長がダイドー技建(東京都千代田区)の全株式を取得し、代表取締役に就任すると発表した。これにより、ダイドー技建は同社の連結子会社となる見込みとなった。

ダイドー技建は、老舗水産加工品卸の三光水産の全株式を保有する持株会社で、2013年8月にダイドー技建の子会社となった。その後、ダイドー技建の株式100%を保有している吉富太可士氏の弁護士を通じ、酒井社長個人に、吉富氏がダイドー技建の株式を譲渡する意向があることや、ダイドー技建とその関連会社への経営参画、事業支援による株式譲渡が打診され、協議を行っていた。

NowLoadingは、これまで培った企業支援セールスプロデュースのノウハウを生かして事業支援を行うことによって企業価値の向上を図るが、当初から酒井氏個人への依頼であった点や、株式取得のための資金調達などの状況を考慮し、同氏個人による株式取得に至った。

酒井氏は、三光水産とそのグループ会社への経営参画を目的としてダイドー技研を買収すると同時に社長に就任し、社名を「太陽」に変更、併せて三光水産など2社の会長に就いた。