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収容能力10万トンに拡大

ヨコレイ、タイに最新設備の冷蔵倉庫を新設

2014年3月5日 (水)
タイ国内の同社拠点の分布(出所:横浜冷凍)

タイ国内の同社拠点の分布(出所:横浜冷凍)

拠点・施設横浜冷凍(ヨコレイ)は5日、タイ子会社のタイヨコレイが同国チャチューンサオ県バンパコン郡にあるバンパコン物流センター敷地内に「バンパコン第2物流センター」(仮称)を新設すると発表した。

タイランド湾に面した同国中部のバンパコン郡は、漁業やエビの養殖が盛んなほか、最大の貿易港レムチャバン港と首都バンコクをつなぐ幹線道路の中間に立地する、コールドチェーンの要衝となっている。

1992年に竣工したバンパコン物流センターは、第2物流センターの新設により、需要の拡大が見込まれる低温物流事業の拡大を目指すために新設することにしてもので、同社が長年培ったノウハウを取り入れた最新設備を備える。

具体的には、電動式移動ラックを設置して素早く正確な入出庫を実現するほか、冷媒に自然冷媒であるアンモニアとCO2を採用、庫内照明はLEDにし、400キロワット規模の太陽光発電システムを導入する。

現在、ヨコレイはタイ国内でトップシェアの収容能力を誇っており、新センターが竣工・稼働すると5拠点の合計収容能力は10万トンへと拡大する。

■バンパコン第2物流センター(仮称)の概要
所在地:59/1 Moo 12,Bangna-Trad Road,Km.45 Bangpakon,Chachoensao 24130 Thailand
構造:鉄筋コンクリート造4階建て
延床面積:1万8115平方メートル
敷地面積:2万5930平方メートル
冷蔵収容能力:2万3000t(F級1万8000トン、C級5000トン)
主な設備:電動式移動ラック:太陽光発電システム(発電能力400キロワット)
着工:2014年3月
竣工:2015年7月