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15年3月完成、ASEAN市場に合った商品開発目指す

三菱自動車、タイに海外初のテストコース新設

2014年3月17日 (月)

拠点・施設三菱自動車工業は14日、タイ法人のミツビシ・モーターズ・タイランドが、同社の生産工場近くにテストコースを新設すると発表した。

タイ法人は、生産能力の拡大に伴い研究開発機能の増強を図ってきたが、テストコースの新設もこの一環として行うことにしたもの。

テストコースでは、耐久性評価によって開発段階で品質向上を図るほか、市場性・デザイン性評価やベンチマークテストなどを通じてASEAN市場に合ったクルマの開発、商品力強化に取り組む。既に生産しているモデルの品質評価や不具合調査も行う計画。

タイのR&Dは日本、米国、中国に次いでASEAN地域で初めてで、テストコースは日本の岡崎技術センター、十勝研究所に次いで海外で初めて。2015年3月の完成を目指す。