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ビィ・フォアード、タンザニアでバイク便配送を開始

2016年3月31日 (木)

国際ECサイトを通じた中古車輸出を手がけるビィ・フォアード(東京都調布市)は、4月1日からタンザニアで日系企業初となるバイク急便サービス「ビィ・フォアード・エクスプレス」の運用を開始する。

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自動車購入に必要なB/L(船荷証券)などの書類を現地オフィスから中古車の購入客に専用のバイク便で配送するもので、同社は1月25日から専用配送バイク10台でテスト運用していた。

これまで外注していた書類配送を自社運営に切り替えることで、書類の発行から顧客の手元に届くまでの時間が従来の3-4日から最短で翌日には届けられるようになった。

ビィ・フォアード、タンザニアでバイク便配送を開始1今後はバイク便以外にも普通車やトラックによる配送も開始する方針で、昨年9月にオープンした自社倉庫「ビィ・フォアード・モール」と連携し、自動車部品や消耗品へと配送対象を拡大。現地の販売力と物流強化を目指す。3月の取扱件数は25日時点で393件となっているが、6月には3倍の1200件の取り扱いを目標に掲げる。

また、同社が支店を展開するアルーシャ、トゥンドゥマ、モシ、ザンジバルのほか、首都ドドマ、ムワンザ、モロゴロ、イリンガ、ンベア、ソンゲアといった同国のほかの都市にサービスを広げ、同国内できめ細かい物流網を構築する考え。

ビィ・フォアード、タンザニアでバイク便配送を開始同社は車両の越境配送サービス「シティーデリバリーサービス」をアフリカ13か国、35ルートで提供しているが、今回のバイク便配送を隣国のサンビア、マラウイ、コンゴ民主共和国といった国へ拡大し、車両以外の商品配送を視野に入れて東アフリカ一帯をカバーする自社物流網の構築、越境配送サービスの強化に取り組む。