財務・人事エスラインが8日発表した4-6月期決算は、主力の物流関連事業で利益が8割以上伸びたことで営業利益が大幅に改善した。
物流関連事業のうち、特別積合せ部門では増加傾向にある燃料費や人件費、連絡中継料などコストアップ分の転嫁を含めて適正水準への料金改定に取り組んだ。また、配送効率を高めるために、顧客の配送商品を関東と大阪の2拠点に保管した後、物流加工と配送までを行う一貫物流サービスの運用を開始した。
3月に完成したエスラインギフの名古屋第2センターでは、顧客から預かった商品の保管と物流加工を行う物流サービス機能に、隣接している名古屋支店からの輸送機能を加えることで、利便性・効率性の高い物流サービスの運用を開始した。
[エスライン]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 10,686 | 10,162 | 5.2% |
営業利益 | 162 | 20 | 679.9% |
経常利益 | 202 | 53 | 280.4% |
当期純利益 | 98 | 10 | 867.7% |