荷主
今年度末に竣工する名古屋第一工場の新工場に2号炉として導入される。
完成したオートクレーブは直径9メートル、全長30メートル、総重量920トンと世界最大級で、同社グループの川崎エンジニアリングが設計をまとめ、同社が組立・製作した。同社はボーイング787の生産で前部胴体、主脚格納部、主翼固定後縁を担当している。
同社は、ボーイング787向け製品の工場(名古屋第一工場北工場)を2006年7月に、増産用工場(南工場)を10年3月に竣工して生産を進めており、建設中の新工場では増産、派生型機「787-10型」の生産開始に向け、生産能力の増強を行う。