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資産価値低下も賃料維持、7-9月期の東京物流施設投資市場

調査・データ米国のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは23日、7-9月期の東京不動産投資市場を分析した「マーケットビート・インベストメント東京Q3 2014」の結果を公表した。

インダストリアル(物流)売買取引量は前期に比べて117%上昇し、1270億円まで達したが、利回り(イールド)は上昇を継続した。賃料は前期とほぼ同水準で、資産価格が下がったため。

しかし、インダストリアル取引市場のイールド水準は6.75%と、オフィスの4.73%、リテールの5.11%に比べてまだ高いため、同社は「今後も長期的には低下基調で推移する」と予測した。