LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

積水化学、住宅カンパニーを再編、対象領域拡大

荷主積水化学工業は25日、住宅カンパニー傘下のセキスイインテリアとセキスイエクステリアを統合し、2015年1月1日に新会社「セキスイデザインワークス」を設立すると発表した。

住宅カンパニーは、これまでの住宅、住環境、海外の3事業を、住宅、リフォーム、不動産、住生活サービス、海外の5事業を展開。住生活サービス事業では、高齢者サービス事業に本格的に乗り出すなど強化を図っているが、この動きを加速するため、インテリア・エクステリア専門会社を統合、一般個人・法人向けに事業を展開・強化していく。

これまで2社がそれぞれの事業領域、販売チャネルで培ってきたノウハウ・デザイン力・経営資源を1社に集約し、事業基盤を相互に補完することでビジネス機会の最大化を狙う。顧客に「うち・そと空間デザイン」としてインテリア・エクステリアをトータル提案することにより、空間デザインをイメージしやすくする。

対象領域を集合住宅・商業施設・分譲地などへ広げ、2020年度に売上100億円を目指す。