荷主
昨年末までに既存建屋内で据付けを完了しており、現在は量産試作を実施。3月末に完成し、4月からの量産開始を目指す。当初の生産能力は年間120万個を計画、投資金額は2億円となる。
インドの二輪車販売台数は2009年の870万台から14年には1600万台と2倍近くに拡大しており、中国に次ぐ二輪車大国となっている。今後も大きな人口を背景に二輪車市場が拡大し、新車用、補修用(取替用)鉛蓄電池の需要も増えていくと想定し、新ラインを設置した。
また、16年中にも第二組み立てラインを増設して2倍の240万個の生産体制を整え、増大する同国の需要に対応する。
タタオートコンプジーワイバッテリー社はこれまで、ASEANの関連会社から二輪車用鉛蓄電池を輸入販売してきたが、国内生産を開始することで大幅な販売拡大を目指す。補修販売からスタートし、16年から新車向け販売を行う。