拠点・施設
新工場は、カラチ市のビンカシム工業団地に20万平方メートルの土地を確保し、延床面積1万7000平方メートルの工場建屋を建設、従業員200人で操業を開始した。
稼動初年度の2015年は3万台を生産する計画で、20年には年産30-40万台規模を目指す。
同社は1975年に同国のダウッドグループと合弁契約を締結し、ヤマハブランドの二輪車製造・販売の合弁事業を行っていたが、08年に合弁契約を解消、12年6月までは技術援助契約に基づいてダウッドグループによるヤマハブランド二輪車の製造・販売が継続されていた。
その後、ヤマハ発動機は単独でパキスタンへの再進出を模索し、13年に現地法人を設立、今回の工場稼動に至った。