調査・データ日本ショッピングセンター(SC)協会が21日に発表した4月のSC販売統計調査報告によると、既存SC売上高は前年同月比4.7%増で、前月から15.4ポイント改善し、2か月ぶりにプラスとなった。前年は消費税増税の影響で売上が減少していたことから、その反動で大幅に増えた。
SC全体の伸びに寄与したのはキーテナント(7.5%増)で、テナント(3.7%増)の伸びを大きく上回った。特に東京23区(10.6%増)と川崎市(10.1%増)のキーテナントは2桁の伸びだった。京都市を除いた大都市、その他の地域地域すべてでプラスとなり、立地区分でも中心地域4.5%増、周辺地域4.6%増、郊外地域4.9%増となった。
業種別ではテナントが医薬・化粧品、飲食、婦人衣料・用品、サービスが好調で、キーテナントは生鮮食品、婦人衣料・用品、家庭用品が好調だった。また、一部SCでは外国人観光客の増加による売上増もみられた。
総合 | 北海道 | 東北 | 関東 | 中部 | 北陸 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州・沖縄 | |
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総合 | 4.7% | 4.6% | 3.5% | 5.3% | 4.2% | 3.2% | 4.2% | 3.1% | 7.3% | 4.9% |
中心地域 | 4.5% | 5.0% | 4.0% | 4.7% | 4.3% | 0.8% | 5.7% | 2.6% | 10.1% | -0.5% |
周辺地域 | 4.6% | 4.3% | 3.7% | 4.0% | 2.8% | 5.3% | 5.4% | 7.5% | 9.8% | 6.1% |
郊外地域 | 4.9% | 4.6% | 3.2% | 6.8% | 4.2% | 3.4% | 2.9% | 2.9% | 6.1% | 6.8% |
SC数 | 501 | 16 | 29 | 196 | 46 | 30 | 110 | 25 | 11 | 38 |