ロジスティクスハマキョウレックスが29日に発表した9月中間決算は、物流センター(3PL)事業の拡大と貨物自動車運送事業で燃料費の減少により、営業利益が27.7%増加した。売上高営業利益率は、前年同期の7%から8.7%へと1.7ポイント上昇した。
物流センター事業は、前期稼働を開始したセンターが寄与し、売上高が6.6%増の227億9900万円、営業利益が15.9%増の26億7600万円と順調に拡大。期中の新規受託は7社で、前期受託した3社を含め、10社中6社が稼働を開始した。
これにより、同社の物流センター数は82センターとなった。残る4社については、11月以降の稼働に向けて準備を進めている。
貨物自動車運送事業では、物量の減少に伴い0.8%の減収となったが、燃料価格の下落に伴い、燃料費が4億900万円減少し、部門利益が6割を超える増益となった。
[ハマキョウレックス]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
---|---|---|---|---|
売上高 | 46,368 | 45,133 | 2.7% | |
営業利益 | 4,024 | 3,150 | 27.7% | |
経常利益 | 4,141 | 3,373 | 22.8% | |
当期純利益 | 2,331 | 1,918 | 21.5% |