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凸版印刷、メール便の配送コスト抑えた緩衝フィルム

▲グッドクッションフィルムによるメール便封筒のイメー

サービス・商品凸版印刷は4日、発泡材を使用した緩衝機能付きフィルム「グッドクッションフィルム」を開発し、メール便の封筒向けに10月上旬から販売開始すると発表した。

グッドクッションフィルムは、これまでのクラフト封筒と気泡緩衝材が一体化した緩衝機能付き封筒と比較し、厚みが半分となる薄肉化を実現したもので、封筒の厚みで送料が決まるメール便で、薄肉化は輸送コストを抑えるだけでなく従来と同じ送料でより多くの商品発送が可能となる。

▲グッドクッションフィルムによる緩衝機能付きメール便封筒のサンプルイメージ(出所:凸版印刷)

フィルム表面には内容物が透けない特殊インキを使用した印刷や美粧印刷となっており、機能性とデザイン性を両立に配慮した。従来品と同等の耐衝撃性を保ちつつフィルムである特性を活かし、高い耐水性を実現した。

また、グッドクッションフィルムを製造する自動包装機を開発。この製品では、ロール状のグッドクッションフィルムから製袋、内容物の封入、封かん、宛名ラベルの貼付までが一貫対応が可能。コンパクト設計のため、省スペースで導入ができる。