ロジスティクス28日に発表となったアルプス物流の中間決算は、消費物流部門で2割近い減益となったものの、主力の電子部品物流事業でカバーし、全体では増収増益を確保した。
電子部品物流は親会社のアルプス電気の生産が車載関連製品を中心に底堅く推移し、スマートフォン向け製品も夏場以降に増加したことで、全体として堅調な荷動きにつながった。海外事業が円高の影響で減収となったが、国内の増収で補った。セグメント売上高は226億8500万円(前年同期比0.7%増)、同営業利益は19億3500万円(19.2%増)。
2016年9月中間決算 |
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当期実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 47,735 | 4.2% | 24,405 | 5.3% | |
営業利益 | 2,392 | 9.5% | 5.0% | 1,266 | 25.7% |
経常利益 | 2,337 | 6.9% | 4.9% | -- | -- |
当期純利益 | 1,329 | 12.1% | 2.8% | -- | -- |