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同社によるとラベル、パッケージ、テキスタイルなどの産業印刷領域は50兆円の市場規模があるが、「デジタル化の拡大余地は非常に大きい」として、産業印刷ビジネスの中心となっている欧州に拠点を設け、「顧客密着型の事業開発」を進める。
欧州はまたテキスタイル捺染(布印刷)でアジアと並ぶデジタル捺染市場の主要地域となっており、壁紙や建材などの印刷でもデジタル化が進んでいる。
同社はこれまで、欧州市場に対してインクジェット方式のデジタルテキスタイルプリンターや、インクジェットヘッドを提供してきたが、「さらに市場に密着することで、新たなワークフロー変革を実現するソリューションの開発が可能になる」としている。