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日立建機、建機周辺の人・障害物判別する装置発売

荷主日立建機はこのほど、建設機械の周辺に作業者などの人や障害物が接近した際、人と障害物を判別してオペレーターに警報で知らせる視認支援装置「ブラクステール」の国内向け販売・レンタルを開始した。

産業車両向けの特殊部品や安全に関連する装置を取り扱うエウレカと販売代理店契約を結び、連結子会社で建設機械の販売、サービス、レンタルを手がける日立建機日本が窓口となる。

ブラクステールはステレオカメラを用い、建設機械に近づく人と障害物を判別、警報を発するとともに、オペレーターにとって死角となる方向をモニターで確認することができる。一定の範囲内で、検知する領域を自由に設定することが可能。

検知範囲の設定はカメラの視野角120度以内、幅4メートル以内、奥行き6メートル以内で、検知範囲は、カメラごとにA、Bそれぞれの設定が可能。検知範囲Aに人体の一部のみしか映っていない場合や、しゃがみ込むなどの姿勢、身長により、人と認識できない場合がある。カメラの取り付け位置は自由に選定できる。