産業・一般建材機器、チェーンの製造・販売、関連工事を手がけるセンクシア(東京都江東区)は15日、工場・倉庫向けの鉄骨造耐震補強事業に新たに参入すると発表した。
既存の工場・倉庫の耐震化は柱をコンクリートで覆う「RC根巻き補強工法」が一般的となっているが、同工法は生産活動への影響が避けられないだけでなく高いコストと長い工期が求められている。このため「導入に踏み切る企業が少なく、結果的に工場・倉庫の耐震化はそれほど進んでいない」(センクシア)。
同工法を中心に「鉄骨造耐震補強システム」として、生産活動への影響を最小限に抑える耐震補強を提供する。まずは関東圏を中心に販売を開始し、段階的に全国展開する。