ロジスティクスSBSホールディングスは26日、「環境アクションプラン2017」に続く、第3次中長期環境計画「シンシア チャレンジ2030」を開始したと発表した。
新計画では「環境にやさしい 緑あふれる社会 私たちは挑戦します!」をスローガンに掲げ、中期の重点課題として「CO2排出量の抑制」(車両・施設の低炭素化)、「資源循環の促進」(廃棄物の効果的活用と再資源化)、「天然資源の保全」(コピー用紙・水の使用量削減)に、長期として「車両排出CO2削減強化」(次世代自動車導入等計画策定・施行)に取り組む。
SBSグループは地球温暖化や気候変動への対応を物流事業者として最も重要な社会的責任の一つとして捉え、「『嘘偽りのない、正直な、誠実な』を意味するシンシアの言葉通り、私たちはこの計画に誠実かつ積極的に取り組む」としている。
■第3次中長期環境計画「シンシア チャレンジ2030」の行動計画「環境アクション2020」目的 行動 目標
2018 2019 2020
地球温暖化防止 売上高当たり CO2 排出量削減 前年比 3%以上
車両走行距離当たり CO2 排出量削減 前年比 1%以上
資源保全 従業員一人あたりの水使用量削減 前年比 1%以上
従業員一人あたりの PPC 用紙使用量削減 前年比 5%以上 前年比 10%以上 前年比 15%以上
資源循環 産業廃棄物再資源化可視化 サンプリング 対象事業所拡張 積極推進
物流サービスグリーン化 燃費改善 前年比 1%以上
環境配慮型車両の保有率向上 前年比 3%以上
エコドライブ推進 評価表彰制度構築 制度開始 制度定着
EMS 導入率前年比増
教育 環境行動の啓発(ポスター掲示等) 積極的推進
社会貢献 環境団体への支援 1 団体以上へ支援