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日本製粉、千葉工場の穀物サイロ増設に着手

拠点・施設日本製粉は12日、千葉工場原料穀物サイロの増設工事に10月から着手する、と発表した。増設により、同工場の原料穀物サイロ収容能力は7万5000トンから10万トンへ33%増強する。投資額は15億8000万円。

 

千葉工場は小麦粉、コーングリッツを製造する主力工場で、2006年にはDミルを増設、高性能・高生産性の大型ラインとして稼動している。しかし、2010年10月から小麦の国家備蓄を国に代わって製粉会社が行う制度が始まっているため、小麦の保管の一部を外部サイロ会社に委託せざるを得ないケースが出てきており、自社サイロの増設が課題となっていた。

 

これまでも大型臨海工場への集約化を行ってきたが、原料穀物サイロについても千葉工場に続き、福岡工場、神戸甲南工場(第2期)、知多新工場(仮称)と段階的に着工する計画。

 

■日本製粉千葉工場の位置

[googlemap lat=”35.606279″ lng=”140.078556″ align=”undefined” width=”440px” height=”240px” zoom=”10″ type=”G_NORMAL_MAP”]千葉県千葉市美浜区新港229−4[/googlemap]