財務・人事兵機海運が12日に発表した前3月期決算は、売上高が10.8%伸び、営業利益も5100万円から2億1000万円へと大幅に改善した。しかし、外航事業で船舶の減損処理1億6900万円の負担があったことから、最終損益は6300万円の赤字に転落した。
内航事業で営業利益3億5600万円を確保したが、外航事業で営業損失2億7300万円、港運事業で営業利益13.6%減、倉庫事業で営業損失2100万円となり、内航がほかの事業の不振をカバーした形となった。
今期は売上高150億円、営業利益2億8000万円、最終利益1億2000万円を見込む。
[兵機海運]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期 | 2013年3月期 | 増減 | |
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売上高 | 13,987 | 12,621 | 10.8% |
営業利益 | 210 | 51 | 310.5% |
経常利益 | 150 | 56 | 165.8% |
当期純利益 | -63 | 8 | - |