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阪急阪神エクス、8月の輸出重量11か月連続で対前年プラス

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは3日、8月の航空輸出入取扱実績を公表した。輸出件数が7.5%減(前年同月比)となったものの、重量ベースでは3.1%増と11か月連続で前年同月実績を上回った。

輸出は取扱件数が1万6002件、取扱重量が4722トンで、件数は3か月連続で前年を下回り、取扱重量は11か月連続で上回った。

仕向先別では、TC-1が中西部向けの自動車関連を中心に堅調な荷動きを示し、重量ベースで14か月連続の増加。TC-2向けは、主要仕向け地のドイツ向けが前年の特需の反動で減少したものの、フランス、イタリア向けなどのスポット出荷がカバーし、全体では重量ベースで3か月ぶりに対前年プラスに転じた。

TC-3は、中国向けが電子部品関連を中心に重量ベースで対前年15%増、台湾向けも半導体材料関連を中心に25%増となった。また、フィリピン向けが好調な荷動きを示し、全体では11か月連続で前年実績を上回った。

輸入取扱件数は11.3%減の1万4376件で、2か月連続の対前年マイナス。品目別では主力の自動車部品関連が堅調な荷動きを示した一方、アパレル関連、コンピューター部品・付属品関連といった主要貨物が前月に続き低調に推移した。