財務・人事内外トランスラインが30日に発表した1-9月期決算は、売上高が22.3%伸びたものの、販管費の増加が響き、営業利益が12.1%減少。純損益はのれん償却、訴訟損失引当金など特別損失の計上により、1億6800万円の赤字となった。
単体では、減少傾向にあった主力の輸出混載貨物売上が再び数量、金額とも対前年同期比で増加に転じ、これらの収益率の高さが新規事業分野の増収に伴う売上総利益率低下への歯止めの効果となって表れ、売上総利益率が1ポイント上昇した。
また、輸出フルコンテナ貨物売上、輸入貨物売上もそれぞれ10%以上増加し、フォワーディング貨物、航空貨物など新規分野の売上が着実に伸張した。
[内外トランスライン]2014年12月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2014年12月期第2四半期 | 2013年12月期第2四半期 | 増減 | |
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売上高 | 14,670 | 11,993 | 22.3% |
営業利益 | 686 | 781 | -12.1% |
経常利益 | 705 | 840 | -16.1% |
当期純利益 | -168 | 510 | - |