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日立物流、中国に貿易決済代行の現地法人設立

ロジスティクス日立物流は6日、子会社の日新運輸が上海自由貿易試験区に貿易決済代行サービスなどを行う現地法人を設立し、今月から営業を開始したと発表した。

中国国内の規制緩和で物流と商流の垣根が徐々に取り払われつつあり、中国で調達物流を行う顧客から貿易決済代行などの高付加価値サービスを求められてきたことから、こうしたニーズに対応するとともに、成長の見込める中国の商品販売物流に参入するきっかけとするため、新会社を設立することにしたもの。

新会社の商品販売物流事業は、荷主として国際貿易(仕入・販売)を担い、中国で商業行為を含めた卸売・小売も手掛ける。売買取引ができる品目は日用品、化粧品、玩具、衣料、靴・鞄といった生活関連用品から電子部品、自動車部品、ガラス製品、鋼材などの工業用原材料まで32品目に及ぶ。