環境・CSR日本通運は16日、山形県飯豊町にある「日通の森」で今月7日から8日にかけて冬の森林育成活動を実施したと発表した。従業員と家族39人が参加した。
初日の7日は、森林活動と雪山の散策で、参加者は2メートルを超える積雪の中、かんじきを装着して活動地に移動、その場で切り出されたブナやカエデの木からシイタケの保炊きを作成するための原木づくりを行った。夜には飯豊町の小正月伝統行事、「さいぞう笑い」で地域住民との交流を楽しんだ。
2日は炭焼き体験と雪遊びに分かれて活動し、炭焼き体験の方は炭焼き小屋で数日前から準備して焼きあがった炭を1600度にもなる釜から取り出す作業を体験した。
飯豊町での森林育成活動はことしで10年。同社はほかにも鳥取県日南町、静岡県伊豆の国市で「日通の森」を設けている。