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武田薬品、水澤化学の株式を大阪ガスケミカルに譲渡

M&A武田薬品工業は1日、同社が株式54.2%を保有する水澤化学工業(東京都中央区)の全持分株式を大阪ガスケミカル(大阪市西区)に譲渡した、と発表した。

これにより、水澤化学は大阪ガスケミカルの子会社となった。大阪ガスケミカルは今後、ほかの株主からも水澤化学の株式取得を進める方針。

水澤化学は、石油や油脂の精製に必要な活性白土を国内で精製するため1937年に設立。活性白土を用いる吸着機能材、樹脂用機能性フィラーと塩化ビニル用安定剤を使用する樹脂添加剤の製造・販売を中心に事業を展開している。