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TBK、タイに新工場建設、16年前半に稼働開始

荷主TBKは8日、タイでウォータ・ポンプ、オイル・ポンプ、ブレーキなど自動車関連部品の生産拡大に対応するため、2016年前半に新工場を稼働させると発表した。

子会社のTBKKタイランドが、日系部品メーカーなどが多く進出しているアマタナコン工業団地で建設中の新工場は、9月に竣工、16年前半の本格稼働を目指している。

完成後はTBKKの生産能力を2018年までに1.5倍まで増強するとともに、生産の効率化やリードタイムの短縮で競争力を高める。

タイは世界有数の自動車産業集積地となっており、今後も自動車部品の現地調達ニーズが高まっていくとみられることから、同社はタイを中心としたASEAN域内への製品供給力を強化し、現地ニーズに合った製品の供給体制を整える。

■新工場概要
所在地:タイチョンブリ県アマタ・ナコーン工業団地内
構造:Cコンクリート構造平屋建(一部2階建)
土地面積:9万3000平方メートル
建屋延面積:3万2500平方メートル
投資金額:10億7900万バーツ(37億7700万円)
生産品目:ウォーターポンプ、オイルポンプ、ブレーキなどの自動車関連部品