LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

DHLフレイト、欧州でヘルスケア向け保冷輸送網拡大

国際DHLフレイトは、欧州でライフサイエンス、ヘルスケア分野向けのコールドチェーン網を拡大すると発表した。

リヨン(フランス)、ミラノ(イタリア)、マドリード(スペイン)でクロスドックセンターを開設するとともに、ITプラットフォーム「クールトラック」によってGPSを介した貨物の温度を連続的な監視とリアルタイム追跡機能を提供する。

同社のコールドチェーンサービスは、欧州30か国で事前に定義した、摂氏2-8度と15-25度の2種類の温度条件でメヘレン(ベルギー)のクロスドックセンターを介して行っていた。

3か所の新拠点に加え、2週間以内にブダペスト(ハンガリー)でも拠点を開設して東欧・南欧で医療メーカーからの需要増加に対応する方針。