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エスライン 4-6月期、運賃改定進み利益率上昇

ロジスティクスエスラインが10日に発表した4-6月期連結決算は、運賃改定の取り組みなどが寄与し、営業利益が前年同期の2倍となる3億2600万円となった。売上高営業利益率は前年同期の1.5%から2.9%へと1.4ポイント上昇した。

主力の特別積合せ部門は、貨物輸送量が伸び悩むなか、既存顧客への出荷貨物の増量要請、新規顧客の開拓などの積極的な営業活動を行い、貨物輸送量の増加に取り組んだほか、増加傾向にある人件費、外部委託費や連絡中継料などのコストアップ分を補うため、適正運賃への改定や燃料サーチャージの収受に注力した。

また、新たな輸送サービスとして、家具などの大型商品の宅配や近距離引っ越しなどの「ツーマン配送」の拡大を図った。

[エスライン]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第1四半期2015年3月期第1四半期増減 
売上高
11,08710,6863.7%
営業利益
326162100.4%
経常利益
35120273.3%
当期純利益
23198135.8%