ロジスティクス丸運が28日に発表した9月中間決算は、トワード(佐賀県吉野ヶ里町)との合弁事業解消に伴う特別損失3億9000万円を計上したことを受け、最終損益が3億1400万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)となった。
同社はM&Aを含めた「既存基幹事業強化のための投資」を掲げたが、2015年度上期は栃木物流センターの増床を除いて進捗せず、低温物流共同配送事業でも「利益の生み出せる事業へ転換」に取り組んだものの、トワードとの合弁事業から撤退する結果に終わった。
主力の貨物輸送部門は、軽油単価の値下がり、子会社再編と改善効果で部門経常利益が5800万円増益の2億7700万円となっている。
[丸運]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 23,485 | 23,473 | 0.1% | |
営業利益 | 219 | 13 | - | |
経常利益 | 261 | 52 | 395.2% | |
当期純利益 | -314 | -20 | - |