ロジスティクス東部ネットワークが6日発表した9月中間決算は、新型車両の投入で繁忙期の輸送量が大幅に増加し、営業利益が65.5%の大幅な増益となった。売上高営業利益率は前年同期の7.1%から11.4%へと上昇した。
貨物自動車運送事業では、国内初の新規制緩和トレーラー車(飲料等輸送車)の導入に成功し、主要荷主に合理化・効率化提案営業を積極的に展開して成果。新たにビールメーカーの輸送を取り込み、繁忙期と重なって輸送量が大幅に増加したが、新規制緩和トレーラー車を集中的に投入して対応し、大幅な増収となった。
この取り組みに燃料費の低下、商品販売事業と不動産賃貸事業の好調が加わり、大幅増益につなげた。
[東部ネットワーク]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 6,825 | 6,566 | 3.9% | |
営業利益 | 777 | 469 | 65.5% | |
経常利益 | 817 | 496 | 64.5% | |
当期純利益 | 549 | 323 | 70.2% |