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グーグルの自動運転車、遅すぎて警官が停止求める

(出所:「Google Self-Driving Car Project」、撮影:Aleksandr Milewski氏)

話題米国カリフォルニア州のマウンテンビュー警察署は12日、交通担当者がグーグルの自動運転車が公道で速度が遅すぎるために渋滞のもとになっているのに気づき、自動運転車に停止を求めるできごとがあったと発表した。

警察官はグーグルの車を止め、乗車していたオペレーターに道路ごとに速度をどう選択しているのかなどを聞き取り、周辺の交通を妨げることのないよう定めた州規則を守るよう指導したが、違反切符は切らなかったという。

グーグルの自動運転車は、時速35マイル(56キロ)で走行するよう定められた道路を24マイル(38キロ)で走行していたため、後続車両に渋滞が発生していた。

グーグルは自動運転車プロジェクトブログ上で「人間が90年間運転を経験するのに相当する120万マイル(193万キロ)にわたり、これまで違反切符を切られていないことを誇りに思う」としている。