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物流連、五輪対策進む東京港の取り組みテーマに講演会

イベント日本物流団体連合会(物流連)は19日、海運クラブ(千代田区平河町)で物流環境対策委員会を開き、東京都港湾局による「東京港の現状、取り組み内容、将来計画、オリンピック・パラリンピックなどの最新情報」について説明を受けたと発表した。

東京都港湾局の担当者は、東京港の取扱貨物の特徴や港を核とした首都圏の交通ネットワークについて話したほか、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの準備に向けた取り組みを紹介した。

東京オリンピックの開催会場は、コンタナターミナルなど東京港の主要物流拠点とエリアが重複しており、競技会場の建設が相次ぐ中、いかに東京港周辺の物流をコントロールするかが重要になってきている。

東京港では、円滑な大会運営を支える物流ネットワークを整えるため、羽田空港の航空制限に対応したシャトルブーム式クレーンの建設や、中央防波堤外側にコンテナターミナルを延長する工事を進める――といった物流インフラの整備が急ピッチで進んでいる。

東京都の担当者はこれらの取り組みについて具体例を上げながら、施策の内容や狙いの詳細な説明を行った。