EC
ECサイト上の商品受注から決済までの業務や、倉庫マネジメント、販売といった小売流通業に関するIROYAのノウハウを東急電鉄のリテール事業、東急百貨店に導入する。
IROYAが開発し、リアル店舗とECサイトの在庫管理を連動させる流通・販売のオムニチャネル支援サービス「Monopos」を活用し、これまで個別に管理されてきたリアル店舗とECサイトの在庫を、共通したデータベースでリアルタイムに把握・配置し、在庫管理・販売の適正化を目指す。
リアル店舗とECサイトを連動させたIROYAの持つ商品販売ノウハウを生かし、柔軟な購入環境を顧客に提供することで、リアル店舗とECサイトの相互送客、顧客拡大に取り組む。
東急電鉄とIROYAは、2015年の「東急アクセラレートプログラム」(TAP)をきっかけとして提携に至った。IROYAは東急百貨店東横店で同年11月のポップアップ出店を経て、ことし2月に、自社運営ECサイト「IROZA」のリアル店舗を出店している。
東急電鉄は15年度からリテール事業の推進体制を強化するため、リテール事業部を設置し、「グループとしての総合力を発揮できる環境」の整備に取り組んできた。