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山九、マレーシア国家プロジェクトで建設工事開始

国際山九は16日、マレーシアが国家プロジェクトとして進める「RAPIDプロジェクト」のうち、エチレン製造設備の建設工事を開始したと発表した。

同プロジェクトは日量30万バレルの製油所と年間770万トンの石油化学製品を生産する石化プラントで構成する同国最大の最新製油所をジョホール州プングランに建設するもの。

山九は現地法人「山九マレーシア」(クアラルンプール)を通じ、スチーム・クラッカーコンプレックスと呼ばれるナフサから高収率でエチレンを生産できる設備の建設工事を担う。

この工事はプロジェクトにおける最重要設備として総据付重量3万トン、1日当たりの動員数500人の大型建設工事となる。東洋エンジニアリングのマレーシア現地法人から2015年10月に受注し、工期は16年6月から18年8月までを予定している。