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新日鉄住金、中径製管工場が圧延量1000万トン達成

拠点・施設新日鉄住金は30日、和歌山製鉄所の中径製管工場が1997年2月の操業開始から20年を経て、17年1月6日に累計圧延量1000万トンを達成したと発表した。

和歌山製鉄所中径製管工場は、主に油井管、ラインパイプなどエネルギー分野に使用されるシームレスパイプを製造。工場は「シンプル&コンパクト」をコンセプトに設計されており、製鋼工場や熱処理設備への直結配置を実現するなど、効率を高めた製造が可能となっている。

また、同社が開発した「高交叉穿孔技術」(こうさせんこう)の導入により高合金を含めたさまざま品種を製造することができ、和歌山製鐵所の強みの一つとなっている。