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川崎近海汽船、オフショア船事業強化へ傘下の2社合併

M&A川崎近海汽船は20日、オフショア支援船事業の効率化などを目的に、同社子会社であるオフショア・オペレーション(OOC)とオフショア・ジャパン(OJC)を7月1日付で合併すると発表した。OOCを存続会社、OJCを消滅会社とする吸収合併方式で行う。

川崎近海汽船では、将来を見据え近海部門・内航部門の既存2事業部門に加えてさらなる業容拡大を図るため、洋上風力・海洋開発の将来に着目し、OOCをパートナーとして新たにオフショア支援船事業への参入を決定し、2013年10月にはOOCと均等出資でOJCを設立。

16年3月にはオフショア支援船「あかつき」を就航させ、OOC所有のほかのオフショア支援船とともに海洋資源開発支援などの事業に参画している。17年4月にOOCの株式の半数以上を取得したが、今回、事業効率化と営業力の強化を目的に2社を統合させることにした。