船協人材確保･内航WG、海技教育機構と意見交換

ロジスティクス日本船主協会人材確保タスクフォースの内航ワーキンググループ（WG）はこのほど、海技教育機構本部、傘下の海上技術学校、海上技術短期大学校、海技大学校の教員と協会会員の内航海運事業者が互いの状況などについて意見交換する「情報交換会」を開いた。

6月11日に協会会議室で開催された、9回目となる情報交換会では8校の教員と内航船社19社から28人が参加した。当日は初めに海技教育機構本部が入試状況や就職状況などの機構の概要説明を、内航船社が各社の概要紹介を行い、海技教育機構側から提起された「人材育成手法、若手船員へのサポート体制」「海事思想の普及に向けた取り組み」「職員へプロモートする際の条件」について、意見を交わした。

また、SNS利用やハラスメントに関する教育方法などについても内航船社と海技教育機構からさまざまな意見が出された。