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日本貨物航空、整備記録に事実と異なる記載

事件・事故日本貨物航空(NCA)は16日、過去に実施した整備記録に「事実と異なる記載」が判明し、ほかにも同様の事例があることが否定できないとして、航空機の健全性が確認できるまですべての運航を停止すると発表した。

発表によると、4月3日に成田空港で行った航空機(JA14KZ)の機械部品への潤滑油補給に関する整備記録が「事実と異なっていた」という。また、ほかの航空機の整備記録にも同様の事例があることが否定できない、として安全運航の観点から「航空機の健全性が確認できるまで、当社が運航する全ての運航便を一時的に停止」することを決めた。

運航停止は日本時間6月16日の成田空港出発便から段階的に停止し、17日成田空港到着便を最後にすべての運航を停止する。

詳細は「調査中」で、航空機の健全性の確認には少なくとも1週間程度を見込んでいる。