日本電産シンポ、無人搬送台車に追従機能標準装備

サービス・商品日本電産傘下の日本電産シンポ（京都府長岡京市）は18日、ガイドレス無人搬送台車「s-cart」の新機能搭載機種を開発し、20日から販売開始すると発表した。

具体的には、昨年6月に開発した追従機能を標準装備した。これにより、タブレット上のボタンを押すことにより、正面にいる人（またはモノ）を認識し追従走行が可能となる。あらかじめ設定されたマップ内の場合には、定位置からのルート走行と複合した使い方も可能としている。

また、障害物検知センサーを改良することにより、前進走行時、前方左右方向それぞれ5メートルの検知が可能となった。これまで積載重量100キロと1000キロに対応していたが、今回新たに積載重量500キロタイプも開発した。