財務・人事杉村倉庫が25日に発表した2019年3月期第1四半期(4-6月期)決算は、減価償却費や賃借使用料が減少したことで、営業利益が16.1%の増益となった。
物流事業は、前年同期に比べ飲料や食料工業品の取り扱いが増加したが、米や電気機械などの取り扱いが減少し、移転業務は大口の案件がなく低調に推移した。この結果、売上高は20億7800万円となり、0.9%減収。一方、減価償却費や賃借使用料が減少したことによりセグメント利益は1億3400万円となり、56.1%の増益となった。
不動産事業は、賃貸エリアの増床とパーキング契約台数の増加により、売上高は3億3100万円で3.7%増加した。修繕費が増加したことなどにより、セグメント利益は2億5800万円で2.4%の減益。
■2019年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 2,498 | -0.3% | |
営業利益 | 287 | 16.1% | 11.5% |
経常利益 | 284 | 17.5% | 11.4% |
純利益 | 267 | -44.3% | 10.7% |