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従来機では、走行制御を行う周辺環境データを二次元で認識していたが、EGroboは、可動式レーザレンジファインダーで取り込んだ三次元データを活用して走行制御を行うことにより、例えば模様替えをした場合でもロボットの現在位置・姿勢をより正確にモニタリングすることができるようになり、ティーチングの終点まで、安全に走行することができるようになった。
また、従来機は自動運転の経路上に障害物がある場合、走行を停止し音声案内をする仕組みだったが、新機能として障害物を避けて先へ進む障害物回避機能を標準搭載した。回避するルートはティーチングされた経路以外にはみ出さない仕様となっており、安全なルート(設定された経路)の範囲内で、回避するルートが見つかる限り走行を継続する。
このほか、自動運転を開始するタイマー機能を搭載。10分単位で、最長で12時間までの運転開始時間の設定が行える。
アマノは、2014年3月に自律走行式のロボット床面洗浄機「SE-500iX」を発売し、業務用ロボット清掃機の事業展開を開始した。その後、2015年9月に業務用ロボット掃除機「RcDC」を発売し、清掃作業員の人手不足対策や清掃作業効率化によるコスト削減を支援するため各種清掃ロボットの製品化を進めてきた。
今回、高まる清掃ロボットへのニーズに応えるため、採用企業から要望の多かった機能の追加や安全性のさらなる向上、より使いやすい操作性を実現し、適合する現場を大幅に拡大した新型ロボット床面洗浄機EGroboを開発・新発売することにした。