財務・人事日本通運が10月31日に発表した9月中間決算は、航空輸出貨物が堅調に推移したほか、石油販売の単価アップに支えられて日本、米州、欧州、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの6部門で増収となり、全社売上高は1兆403億円と842億円、8.8%の増収を記録した。
部門利益も日本、東アジア、南アジア・オセアニア、物流サポートの4部門が増益を確保。米州、欧州、警備輸送、重量品建設の4部門は減益となったが、全社営業利益は340億円と17億円、5.6%の増益、四半期最終利益は234億円と18億円、8.7%の増益となった。
通期は売上高2兆1100億円(前期比5.7%増)、営業利益770億円(9.6%増)、最終利益450億円(6.9倍増)を見込む。
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 1,040,335 | 8.8% | |
営業利益 | 34,023 | 5.6% | 3.3% |
経常利益 | 37,787 | 9.6% | 3.6% |
四半期純利益 | 23,448 | 8.7% | 2.3% |