話題
このコンクールは「次世代を担う子供たちに、絵画の創作を通じて楽しみながら環境問題考えてもらい、環境意識の向上につなげる」ことを目的として開催しており、5回目となる今回は「いつまでもつづく、せかいのじつげんを目指して」をメインテーマに掲げた。
審査は「テーマへの理解や独自の視点があるか」といった観点で、絵画や環境に精通した外部審査員が行い、「環境大臣賞」(低学年の部、高学年の部1点ずつ)には、滋賀県在住の三浦芽依さん(3年生)の描いた「どこまでもつづく・・・・」と、静岡県在住の前嶋勇太さん(5年生)の描いた「がんばれオオサンショウウオ」が選出された。このほか優秀作品賞6点、SGH賞2点、審査員特別賞5点、佳作44点を含め、全59点が入賞した。
11月17日には東京国立博物館平成館大講堂(東京都台東区)で環境大臣賞、SGH賞、審査員特別賞受賞者とその家族を招待し、表彰式を開催。落語家の笑福亭希光氏によるSDGs創作落語を披露し、来場者は落語を通じて楽しみながらSDGsの理解を深めた。
環境大臣賞受賞作品は、佐川急便トラックのラッピングデザインとして採用され、2019年春から全国主要都市で80台走行するという。